リーゼッテ=フォン=アールヴァク
名前:リーゼッテ=フォン=アールヴァク
国籍:アドラステア帝国
生年月日:帝国暦1160年3月15日
年齢:20歳→25歳
身長:160cm
個人スキル:真面目(入手兵種EXPが2倍)
紋章:セスリーンの小紋章
趣味:猫観察、エーデルガルトの身の回りの世話
好きなもの:エーデルガルト・花・果物・猫・祈ること
嫌いなもの:紋章・貴族社会・雷・男性
肩書き:皇女の侍女、アールヴァク伯爵家の嫡子
称号:女帝の侍女
設定
アドラステア帝国・アールヴァク伯爵家の長女。
ヒューベルトの幼馴染でエーデルガルトの侍女をしている、黒鷲の学級の生徒。
真面目な性格で忠誠心も強く、エーデルガルトを第一に考えて行動する。堅物に近く、やや怒りっぽい。喧嘩の多いカスパルや何かとひきこもるベルナデッタ、自由なリンハルトにはよく説教をしているが、効果があったことはない。もちろん、自身はとても素行・成績ともに優秀な生徒である。
一方、恵まれた環境で大事にされて育ったために根が温厚でお人好し、世間知らずで夢見がち。
信仰・理学・飛行が得意、斧・剣・馬術が苦手。槍術が才能開花する。
スカウトはできず、紅花の章でしか仲間にならない。
五年後も変わらずエーデルガルトに仕えているが、学生時代と反対に自由奔放で享楽的かつ人間関係にだらしがなく見える振る舞いが多い。
……が、それは情報収集であったり、貴族の不正を誘発させたり、不正の証拠を収集し最終的に失脚させるためであり。リーゼッテはこれを学生時代のドロテアやユーリスとの関わりで思い付き実行している。
本人の性格自体は五年前と変わっていないが、見せる相手が黒鷲遊撃軍周辺に限られているため、他者からの評価はよろしいものではない。
エーデルガルトの覇道に己の思想が添えないことが多々あるので心を痛めることもあるが、それでも彼女の理想の為に支えたいと思っている。
アールヴァク家は紋章持ちの子供を産みやすいといわれてきた家系。
事実、かなりの確率で紋章持ちを生んだアールヴァク家の女子は紋章を絶やさず血を繋ぐために求められた。女児を増やすために存在する当主、紋章持ちを生んですぐ別の家へ嫁がされた親族や一定の条件のもとに胎を貸して他家の子を宿すこともしてきた一族を見て育つ。
この環境からリーゼッテは自分は”紋章持ちの子供を宿すための胎”としてしか求められていないと思っており。それを求める貴族達はもちろん、貴族社会や紋章そのものを嫌っている。
男性への苦手意識は幼少期から紋章を持った子供を産む為の道具として見られてきた視線によるもので。あからさまな態度はとらないものの基本的には黒鷲の生徒でも男性は苦手(ヒューベルトは別)
エーデルガルトとヒューベルト、ユーリスからは「リゼ」と呼ばれている。
人間関係
ベレトに対してはエーデルガルトの信頼に応える人物であってほしいという気持ちはもちろん、純粋に教師として信頼をよせている。
五年後には以前よりも人間らしいベレトに振り回されつつ微かな恋情を抱いているが、彼にはいつまでもエーデルガルトの隣で彼女を支えて欲しいと思っているため、表には出さないように努めている。それはそれとして物凄い振り回されている。
「紋章に絶対の価値を見出す社会を変える」という理想を持つエーデルガルトには忠誠心と深い敬愛を抱いており。彼女のためであれば命を捨てることも厭わない。普段はエーデルガルト身の回りの世話やこまごまとした雑事を行っている。ヒューベルトが公務面でのサポートなら、リーゼッテは日常面のサポート。エーデルガルトも彼女の献身と信頼に応じている。
幼馴染のヒューベルトは一番気楽に接することができる人物で、学院のことからプライベートまで相談事があれば彼にするなど、ドライなようにみえて意外と普通の幼馴染。アランデル公に連れていかれたエーデルガルトを追いかけて二人で国を出たり(もちろん追手に捕まっている)、エーデルガルトの目的の為に尽力したりと。行動理念が同じなため共に行動する事も多い。
ユーリスは出会った当初は性格の不一致や意見の相違等でギクシャクすることもあったが、互いの事を知るうちに仲が改善されていく。五年後には気の置けない友人として、尊敬できる仲間として良い関係を築いている。
エピローグ(クリックで開閉)
▼単独エンド
リーゼッテは皇帝エーデルガルトの侍女として、生涯を彼女に捧げる。
骨身を惜しまず働く皇帝を侍女として支える傍ら、諜報機関の一員としてその治世に陰から貢献した。
皇帝とその翼を眺める彼女の表情は常に穏やかだったという。
▼ベレトペアエンド
新生アドラステア帝国の若き皇帝の傍には、覇王の翼として常に黒衣の剣士の姿があった。
数々の物語で英雄として書かれる彼の逸話のひとつを面白おかしく語った歌劇が存在する。
剣士とその想い人の婚約指輪を巡る攻防。紆余曲折の末、夫婦となる二人が皇帝に祝福されて幕を閉じるこの歌劇は、ミッテルフランク歌劇団による上演からはじまり、いまも定番の恋愛劇として親しまれている。
この逸話が真実かどうかは不明だが、今世に残されている皇帝・エーデルガルトの手記には剣士の夫婦仲を心配する記述が存在することから、伴侶がいたことは確かなようだ。
▼エーデルガルトペアエンド
エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、生涯をフォドラの統治に捧げた。
戦後伯爵位を継いだリーゼッテであったが、自領での戦後処理が終わると爵位を返上、これまで以上に献身的にエーデルガルトに仕える。
朝は公務に赴くエーデルガルトの身支度をしながら彼女の言葉に耳を傾け、夜は激務を終えたエーデルガルトを温かく迎え入れ、戦いがあれば共に戦地に赴いた。
互いを愛称で呼び合う仲睦まじい姿は姉妹のようとも恋人のようとも囁かれたが、二人が最も穏やかに微笑んでいたのは共通の師の前であったという。
晩年、エーデルガルトが後継者に後を託し姿を消すと、宮城からはリーゼッテの姿もなくなっていた。
▼ヒューベルトペアエンド
戦後、ヒューベルトはリーゼッテを妻に迎える。
互いの立場からエーデルガルトを支え。“闇に蠢く者”や帝国に抗する勢力との闘いなど、その治世の裏側で共に暗躍した。
元より幼馴染であり、主を一番とする姿勢の二人の関係は激変することはなかったが。「多忙な夫の不在を嘆いた妻の為に黒猫を飼っていた」という話が残されていることから、夫婦仲は悪いものではなかったようだ。
▼ユーリスペアエンド
戦後、アールヴァク伯爵位を継いだリーゼッテは雇用や医療、教育の充実と戦災孤児の保護に力を注ぐ。
腕を揮う彼女の傍にはユーリスの姿があり、リーゼッテとは異なる視点の意見は政策に影響を与え、領地の発展に大きく貢献した。
安定した領地を後継者に任せアールヴァク領の片隅に居を移した二人は、引き取った子供達や保護した人々に囲まれて穏やかに過ごす。私財を投じて設立された数々の施設を中心に人が集まった地は、ひとつの街として地図に名を刻まれることとなる。
同時期、帝国各地では義賊が世間を騒がせていたが、彼らの活躍を聞く度にふたりは悪戯が成功した子供のように笑っていたという。
諸々
落とし物:押し花の栞、エーデルガルトの肖像画、猫の刺繍のハンカチ
好きな贈り物:伝書ふくろうの羽根、美しい切り花、花全般
好きな茶葉:ベリーティー、蜂蜜漬けの果物茶、カミツレの花茶、フレスベルグブレンド
好物:桃のシャーベット、ベリー風味のキジロースト、タマネギのグラタンスープ、二種の魚のバター焼き、野菜たっぷりサラダパスタ、赤カブ尽くしの田舎風料理、ニシンと木の実のタルト
苦手:獣肉の鉄板焼き、ゴーティエチーズグラタン、バクス漬けウサギの串焼き、熟成肉の串焼き、雑魚の串焼き、ザリガニのフライ
【HP:20/力:15/魔力:60/技:55/速:45/幸運:35/守備:15/魔防:40/魅力:35】
信仰:ライブ/リザイア/リカバー/エンジェル/サイレス/アプラクサス
理学:ブリザー/サンダー/アロー/---/サンダーストーム/---
個人習得:回復の陣、氷槍(才能開花)
支援S:ベレト
支援A+:エーデルガルト、ヒューベルト、ユーリス
支援A:ベルナデッタ、ドロテア、ペトラ、リシテア、シルヴァン(スカウト時のみ)
支援B:カスパル、フェルディナント、リンハルト、ハンネマン