ラウル=アルベリク=オルフェーヴル(ジーク)

国籍:アドラステア帝国→ファーガス神聖王国
生年月日:帝国暦1162年11月30日
年齢:17歳→23歳
身長:180→182cm
個人スキル:影武者(味方が隣接していない時、必殺+20、命中+10)
紋章:---
趣味:鍛錬、遠乗り、昼寝、ディミトリを知ること
好きなもの:ディミトリ、一人の時間、雨
嫌いなもの:ディミトリに害なす者、調理、戦い、火
肩書:とある帝国貴族の養子→オルフェーヴル子爵家の嫡子、王子の影武者
称号:救国王の影武者

設定

ジークと名乗る、黒鷲の学級に所属する男子生徒。
無口であまり愛想が良いほうではなく、人と積極的に関わらない。級長であるエーデルガルトとは話すものの、自分から話しかけることは少ない。
浮浪児だったが、息子に似ているからと自分を拾った帝国貴族の老夫婦のもとで暮らし、ふたりの薦めで士官学校に入学した。

ラウル本人であることを認めるので、5年後からは本名に戻る。
影武者として育てられてきたディミトリの乳兄弟、フェリクスらの幼馴染。
四年前のダスカーの悲劇で生き残り、放浪の果てに帝国に落ち延びる。
自分が生き延びてしまったこと、あの場から逃げ出してしまったこと、後に知ったグレンの死やディミトリのおかれた環境に強い後悔と罪悪感を抱きながらも、「ファーガスに帰っても親しかった人々から憎しみを向けられるのでは」という恐れで帰ることができなかった。

ディミトリの乳母であったラウルの母は子爵夫人とされているが、実際にはランベールの双子の妹。
すでに妻子のいた子爵との恋に嘆いていたが、子爵の妻が病死すると公では事故死扱いとして王家を出、名を変え平民として子爵の後妻に迎えられた。ディミトリが生まれると乳母として城に上がり、兄の子を育てた。子爵との間の子がラウルであり、ディミトリとラウルは従兄弟にあたる。
ダスカーの悲劇の後、この事実を知るのは王家に近しかった騎士達とコルネリア、ロドリグとギルベルトと張本人のラウルだけである。

ディミトリ処刑の際、ディミトリを逃がすためにドゥドゥーと共に行方知れずになっており、五年の間ダスカーの民に世話になっていた。

人間関係

ディミトリには変わらない忠誠と乳兄弟故の親しさを持ちつつも、自分の使命を全うできなかったことやきょうだいのように慕っていたディミトリをひとりにしてしまった事が枷となって以前のようにはいかない。
「グレンは死んでしまったのに」という気持ちがとても強いため、イングリットとフェリクスとは距離を置きがち。シルヴァンとは単純に性格の不一致で距離を置きがち。
自分のいない四年間をディミトリの従者としてすごしたドゥドゥーに感謝しながらも複雑な感情がある。
亡きランベールの事を敬愛しており、彼に我が子のように大切にしてもらった記憶を大事にしている。好物のブルゼンは、幼少期彼に貰った思い出の菓子。

エピローグ(クリックで開閉)

▼単独エンド
ラウルは国王ディミトリの影としてその治世を支え続ける。
争いの少なくなった世では影武者の仕事は少なかったが、一人の臣下として王や王妃を守り、幼い王子には武芸や戦術を指南した。
彼は周囲に婚姻を勧められることもあったが、生涯妻を持つことはなかった。

▼ベレスペアエンド
ベレスはレアに代わって新たな大司教に就任し、王国と共に戦災復興に尽力する。
終戦から数年後、突然国王から影としての任を解かれたラウルは教会によってガルグ=マクに連れていかれる。
彼を迎え入れた大司教は婚姻を申し入れ、それを困惑しながらも最終的に受け入れたラウルは伴侶として、セイロス騎士として、大司教を陰から支えた。
多忙な中でも年に一度は夫婦で王国へ足を運び、様々な事を国王と語らっていたという。
ラウルが早くに没するとその墓はフェルディアの外れに築かれたが、大司教が何故その地を望んだかは誰も知らないままである。

▼ベレトペアエンド
ベレトはレアより大司教の座を譲り受けると戦災復興に励む。
終戦後、ラウルは影としての任を解かれると王国と聖教会の足並みを揃えるための使者として遣わされ、両者の良き橋渡しとなった。
大司教に熱心に勧誘されていたラウルが聖教会に所属することは終ぞなかったが、任務中に片腕を失うとファーガスを出てガルグ=マクに移住し、没した際は大修道院にその墓が築かれた。
足繁く墓参りに通う大司教とラウルの関係がどういったものであったのか記録には残っていないが。ラウルは教会の暗部を担う者だったとも、大司教と密な関係であったとも言われている。

▼ディミトリペアエンド
ディミトリは戴冠を受けて正式にファーガス神聖王国の王位を継承し、その生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。
彼の影には常にラウルの姿があり。臣下として、時に乳兄弟として、ディミトリのよき相談相手になった。
終戦から十数年。国王への凶刃を受けてラウルが息を引き取ると、ディミトリは本当の兄弟を失ったように嘆き悲しんだという。
あまりに似通った容姿や先王の妹の不審死から、彼ら二人には血縁関係があったのではないかと後世では言われているが、今となっては真実を知る術はない。

▼メルセデスペアエンド
ラウルは国王ディミトリの影としての任の傍ら、オルフェーヴル子爵家の再興を図る。
終戦から数年後、オルフェーヴルの領地が安定すると、家を出ていたメルセデスを妻に迎えた。
不愛想で何を考えているか分からない領主も妻の前では穏やかな顔を見せ。そんな夫妻を領民たちは温かく見守った。
孤児の保護や教育に特に力をいれていたのは、妻であるメルセデスの言葉によるところが大きかったという。
ラウルの残した手記には妻や引き取った子供達との暮らしが綴られており、その生活が幸せなものであったということは誰の目から見ても確かだった。

▼ドゥドゥーペアエンド

諸々

落とし物:贈り物の香水、古書の写し、味付けのメモ
好物:ブルゼン、激辛魚団子、魚介と野菜の酢漬け、ゴーティエチーズグラタン、キャベツの丸煮込み、ザリガニのフライ
苦手:それ以外の料理全て
好きな茶葉:4種のスパイスティー、シナモンティー、東方の着香茶
贈り物:刃物用の砥石、乗馬用の靴、勿忘草、カスミソウ

【HP:/力:/魔力:/技:/速:/幸運:/守備:/魔防:/魅力:】
信仰:ライブ/リザイア/リブロー/レスト
理学:ブリザー/シェイバー/フィンブル
個人習得:

支援S:ベレト、ベレス
支援A+:ディミトリ、メルセデス、ドゥドゥー
支援A:イングリット、シルヴァン、フェリクス、ギルベルト
支援B:アッシュ、アネット、フレン、セテス、カトリーヌ、マヌエラ